スバルのリコールで思う事、最近の品質不具合や改ざんが横行している件、そしてラスボスはAI。
スバルでエンジン内でスプリングが壊れる事象が発生したリコールによる対象車種と台数はインプレッサーなど4車種10万1153台らしい。
こえぇえええええ!ってな話ですよ。ハイ。
だってさ、5年前にエンジンのスプリングが壊れる事実を知っておきながら、
なぜ?壊れたかの原因究明に時間が掛かりそれで5年間その事実を把握したまま
公表しなかったんだからね。
「スプリングが壊れてエンジンが停止する恐れもある」
えええええ!マジっすか!停止るんですか!
それなら尚更、早期に報告する必要があるでしょ・・・
死亡事故などが発生しなくて本当によかったよ。
まっ、今回の件だけではなくKYBヒィィィィヤ!の改ざんの件もあるけど
日本製品は国内はもとより海外でも評価が高いのに、最近はその安全神話が納期厳守主義で崩壊。
安全よりも生産性を重視しすぎだと思わない?
人手不足なのに生産性だけを上げようとしている職場とかで働いたことがあるけど、
あれって正直無理ゲー。
体は壊すし頭は禿げるし。
品質確認<生産性重視が常態化してて、最終的に品質が安全に直結する意識が希薄。
現場は月間生産数を目標に、日々生産数をクリアーしていくゲーム感覚で、
早くそのノルマをクリアーするために、ひたすらスライム1000匹を倒していくゲームのような単純作業。
セットして取り出して~♪セットして~取り出して~♪たまに測定の繰り返し~♪
ルンルンルン~♪
俺も製造現場は一人で数台のマシンを担当してたんだけど、
その現場では、いかに1個の生産時間を上げるか重視していた。
機械に依存する時間もあるからある一定のタクトタイムを越えることは出来ないけど、
ではどうやって生産性を上げるかというと、ヒューマンエラーを減少させてミスなく
この流れを止めずに生産できるか?が大切になってくるんだよね。
もちろん、資本主義社会の金を生み出すシステムが顧客が要望する生産数を
クリアーして次の受注に繋げるゲームだって分かってるけど。
あまりにも生産生産生産!ってなると、頭のなかぁ~はスピード重視
「まぁ~これ位の誤差ならいっか」
ポイって意識になる。
これが、危険。
そんな現場から本当に100%安全性を保障した製品が生まれることはないと思う。
だって作業者の頭の中が余裕のないタクトタイムを重視しすぎて安全性よりも
汗と鼻水たらしながら「あやくおわんねぇ~かなって」思ってるからね。
安心で安全な日本の品質を保つ製品はもう崩壊している。
資本主義社会の行きつく先が効率化と安定した製品を作り出すことが出来る
全自動化システムへと変わり人類が対峙するラスボスはAIになるでしょう。
私、将来が見えるんです。(占い師)
ラスボスなんかに敵わねぇ~
なのでさ、もうゆる~く生きていこうよ。
ってお話でした。