PayPayでの転売ヤーや、中国人が転売用に大量購入していることについて思う事。
今、白熱した買い物バトルが勃発している。
それはPayPayという電子マネーアプリが買い物金額の20%を還元し、
それだけには留まらず、なんと!40回に1回、購入額が全額キャッシュバック
されるという100億円還元の神キャンペーンを始めた。(2019年3月31日迄)
ボーナス時期ということもあり、PayPayで支払い可能な家電量販店に消費者が殺到している。
ニュースでは家電量販店で女性が任天堂スイッチとゲームソフトを購入。
合計額は約40000円。
その20%が還元される。
という事は、8000円がキャッシュバックされるという事だ。
8000円という事は、ゲームソフト1本無料という計算になる。
お得感満載だ。
そして次に取材を受けていた男性は、
9万円の家電製品を買ったら全額がキャッシュバックされ、
満面の笑みで全額キャッシュバックされたスマホの画面をカメラに見せていた。
と、ここまでは見ているこちらまで幸せになるような明るい話題だが、
ここで問題なのが転売ヤーの存在と中国人の爆買いだ。
とある店の前ではPayPayで購入したであろう商品が吉本新喜劇で
山田花子が投げ飛ばされる先にある段ボールのように山積みにされていた。
商品のほとんどが任天堂スイッチのようだった。
俺は、あの段ボールに突っ込んでいきたい衝動にかられた。
なぜか?このサービスは無限ではない。有限だからだ。
期間は来年の3月までだが100億円を還元の上限としているため、
いつ還元額が100億円に達するか分からないからだ。
そのことから、今回のイベントは転売ヤーにとっては使わない手はないだろうし
誰よりも早く大量に仕入れることが利益の拡大につながる。
転売ヤーが憎い!転売ヤー絶滅しろ!など声が聞こえてきそうだが、
果たして転売ヤーが悪いのだろうか?
毎年行われる福袋商戦では中国人バイヤーが人を雇い列に並ばせて
大量に購入している。
正直、とても賢いやり方だと思っている。
モラルという概念からは批判される行為かもしれないが、稼ぐという事に関しての嗅覚は見習いたい。
そしてこのようなイベントが転売ヤーの商材になることも十分予見出来たであろうにも関わらず、対策を練らないことが問題ではないか?
出来ることを出来ないようにするよりも、初めから大量に購入出来ない様に構築することが大切ではないか?
転売を悪だと決めつけるのではなく、そのように出来る脆弱な販売方法や提供している販売店にモノ申すのが先決ではないのだろうか?
私は声を大にして言いたい!
私の欲しかった商品が前に並んでいる外国人転売ヤーが雇ったであろう人物が購入したとたんに売り切れてしまった事がある。
だが、私は彼らを恨むこともしない。
何故なら、彼らよりも早く並ぶべきだと思うからだ。
あと5分早く起きていれば買えていたかもしれない、あと5分早く走っていれば買えていたかもしれない。もしかしたら、彼ら彼女らは前日から並んでいたのか?
そうだとすると、完全な敗北だ。
よし来年は2日前に並んでやろう。
あの時、お腹が痛くならなければ買えていた自分のお腹に腹パンチ。
おっと、また腹痛が襲ってきたようだ。
トイレトイレ
おわり。