調べてみた

ふと気になったことを調べたり、好きな事を発信した雑記ブログです。

キャプテンサンダーボルトを読んだらスパイスが足りなかった。

キャプテンサンダーボルトを読んだんだけど

 

何かが惜しい!そう!何かが足りないんだ・・・

 

キャプテンサンダーボルト

 

まず、書評としては個人的には

 

星:🌟🌟🌟☆☆

 

星3つ

 

面白いんだよ。面白いんだけどね。

 

山椒なのかな?

 

七味が足りないのかな?

 

ブラックペッパーかな?

 

料理をした時に味付けに何か足りない時ってあるでしょ?

ピリッとしたスパイスが足りない。

 

そんな作品だった。

 

でも、逆に言えば、

 

キャプテンサンダーボルトはストレートな小説。

 

しかも、俺の好物、ヒーロー小説なんだ。

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上下巻で完結していて総ページ数は分厚いので物語としてはシッカリとしている。

 

でも惜しい。

 

だからこれね、もう何も考えないで読んでほしい。

 

キャプテンサンダーボルト物語り 

ざっくり物語の説明をすると

 

同級生が詐欺師にお金を騙されるところから物語は始まっていく。

 

その中でも正義感の強い友人の一人が他の仲間を誘い詐欺師を捕まえることを

画策するがある事件へと巻き込まれていく。

 

 

そして時は1945年日本上空、アメリカ戦闘爆撃機B29が東京大空襲のために東京上空を飛行。

 

だが、同時刻それとは別に東北は蔵王、不亡山に墜落したB29の存在。

 

東京上空を飛行しているはずのB29がなぜ蔵王の不亡山で墜落したのか。

過去にあった不亡山墜落の謎を探る一人の女性。

 

「あるけどない」

 

彼女の父が語っていた謎の言葉。

 

これらが、二つの出来事を紡ぎ合わせていく。

 

そして、彼らに忍び寄る危険

 

久しぶりの友人との再会や苦い過去の思い出。

そして、友情。

 

そして忘れてはいけないコミックリリーフな彼の存在

 

「ワン!」

 

以上w

こんな内容が盛り込まれたヒーロー小説。

 

何がヒーローなのか気になったら、読んでみて。

 

ボリュームはあるけど、比較的スラスラ読めるかな。

 

 

実は俺

 

伊坂幸太郎さんも、阿部和重さんの小説

 

読んだことないんだよね。

 

初めて読んだのが合作というw

 

だから、次は個々の作品を読んでみようと思う。

 

 

伊坂幸太郎さんのグラスホッパー

 

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

 

 

 

阿部和重さんのアメリカの夜

 

アメリカの夜 (講談社文庫)

アメリカの夜 (講談社文庫)

 

 おわりにネタ投下

 

そういえば、あたしも昔はヒーローになるってお空を見上げてたのを

懐かしく思いますよ。

 

でも、誰のヒーローにもなれなかった。

 

あなたの身近にはヒーローがいますか?

 

そして、あなたを必要としている人はいますか?

 

私なんか、ヒーローになれないって?

 

ヒーローとは、あなた自身が決めるんじゃないの。

 

誰かに必要とされていればその人にとってあなたはヒーロー

 

自信をもって、ヒーロー

 

勇気を出して、ヒーロー

 

さぁ、今こそ電話ボックスで着替えて両腕を胸の高さに上げて

 

えっ?電話ボックスが見当たらない?

 

じゃ、その場で着替えて

 

えっ?ブリーフ派だから恥ずかしい?

 

恥ずかしがってはダメ!

 

勇気を出してヒーロー!

 

着替えたわね。

 

それじゃ、グゥーン!と前に腕を伸ばして

 

「そう、そう」

 

「1,2,3飛べ!」

 

「ほら?どう?凄く高く飛べるじゃない?」

 

「凄い凄いよ!凄い飛んでるよ!」

 

どうして飛べるのか?

 

それは私があなたに魔法をかけたから。

 

私はだれかって?

 

私はあなたのヒーロー

 

そんなこともういいじゃない。

 

いい?前を見て胸を張ってあなたは今飛んでいるのよ。

 

私の魔法で。

 

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どう、あなたの目下には広大な景色が。

 

ヒーローです。

 

いつも空を飛んでいたら

 

スマホ持って撮影する仕事が来ました。

 

もうドローンの代わりとです。

 

 

ヒーローです。

 

救助要請が多すぎて、お呼び出しの地域により到着する順番が前後する場合がございますのであらかじめご了承ください。

 

もう電話対応のばかりで一人も救えんとです。

 

 

 ヒーローです。

 

阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの合作は

キャプテンサンダーボルトとです。

 

構想に4年掛けたとです。

 

物語りは同級生が事件に巻き込まれていくとです。

 

とりあえず、読んで欲しかとです。

 

面白いか?って

 

それは・・・まぁまぁです。

 

ヒーローです・・・

 

ヒーローです・・・

 

ヒーローです・・・

 

どうしたの?いきなりヒロシ風につぶやき始めて

 

シローどうしたの?

 

わたし?私はあなたのヒーローティンカーベル