下北サンデーズいい薬です。
いいよ!下北サンデーズ!
下北サンデーズというだけに、舞台はもちろん下北沢
そして下北と言えば?
そう演劇!
下北サンデーズは演劇がテーマなんだけど。
ざっくりとストーリー
パッとしなかった下北サンデーズに変化が起きる。10年もの間小さな劇場で活動していた下北サンデーズに何があったのか?
劇団メンバーの苦労話や、成功していく下北サンデーズのサクセスストーリ。
いい意味で多くを語らない小説、こう思っているんだろうなとか、読み手の想像力が膨らむ作品で逆にメンバー同士の関係性を深く読み取ると面白い!
フィクションなんだけど、ノンフィクションの要素や実際そういう事もあるんだろうなって、劇団の裏側を覗いた気分になれたし、下北で演劇を見たことがあるのでこの世界に没入してたな。
いやー劇団の維持って本当大変なんだなっておもったよね。
そして、成功って意外なところに転がっていて、そのきっかけって単純な物だったりすることも有る。その反面、無情にも才能があっても開花せずに埋もれて終る事も沢山有るんだなって、そういう事が想像できる小説だった。
苦労しながらでも、夢があってそれを語れる同志がいて心配してくれる仲間がいる。
そして、その場所が下北沢にある。
下北って良いよね。
下北サンデーズってもっと良いよ!
久しぶりに閉じた本の厚みを横から眺めて、この中に個性の強い下北サンデーズのメンバーの人生が詰まっているんだなって、読み終わって感慨深い思いだったし、とにかく温かい気持ちにさせてくれる素晴らしい物語だった。
何だろう、夢や繋がりや努力という、昭和の人情ドラマのような
古き良きノスタルジックな気持で、読書で心を洗われた作品。
調べてみた評価は🌟🌟🌟🌟☆
4つ!
え?なんで星5じゃないのか?
それは、続編に期待しているからw
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